アメブロに書いたように、
先週の日曜日に大きな集いがあって
浮かれていたここ数日。→ こちら

しかし、、、
歌人・木下龍也さんの
随筆をたまたま目にし、
ハレに紛れがちなケの大切さを再考

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それは機関誌『青いスピン』に寄稿されたもので、
とっても心に沁みたのでメモとして。

捨てられた菓子パンの袋が
つむじ風に乗ってくるくる舞っていたこと。
プールの授業で使ったビート板に
誰かの歯形があったこと。
自動販売機の光に
吸い寄せられた一匹ぴきの虫のこと。
亡くなってしまった飼い犬の首輪を
こっそりと嗅いでみたこと。

友達や先生や親に話すほどでもないけれど、
だからこそ自分の心に残っている
小さな風景や感情。

僕はそういうものを思い出しながら
短歌にするのが好きで。

生きていればたくさんの物事が
僕たちを通り過ぎていきます。

その物事の中には、
確かに自分の心を揺らしたのに、
数年後には覚えていないこともあるでしょう。

心の揺れが小さければ
小さいほど消えてしまいやすいと思います。
せっかく揺れたのにもったいないですよね

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時々なぜか夜中に
自分のブログやフェイスブックを
読み返したくなる。

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自分で書いた文章なのに
読んでいくと、
すっかり忘れている事柄に驚いたり、
書いていることに感心したり(苦笑)、
「回りくどい!」と突っ込みを入れたり・・・。

気づくと2時間くらいあっという間。
まずい、まずいと言いながら床に就く。

でも変わり続ける自分、
その時々に記録してきた心の揺れは
私が私である所以


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この歌人の文章を読むと、
「あの日あの時」の私と、
「今の私」は違っているからこそ、

ブログを書いたり、
それを読み返したりは
地味だけど大事な時間だなぁと、
改めて思う次第。

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今日の画像は全て先週木曜の午後に
久しぶりに訪れた縁側カフェ。
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ご一緒したのは静岡の卒業生。
当初リクエストされた時は
「駅から遠いよ」「不定期営業だし」
「期待するほどでもないかもよ」
と返信したのだけど、
ご実家の古民家をリフォームして
人が集まるスペースにしているので、
是非見たいとのことで。

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気づけば今年初の縁側カフェは
相変わらず落ち着いていて
少しだけ秋の気配だった。

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「何も名所がない」
と思いがちなこの町だけど、
昭和初期に建ったここは、
日常と非日常をつなぐ自慢の場所。

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【補記】
(1)9/1付でHP更新→ こちら
   
(2)認定トレーナーの開講日程 を8/27付で更新
   → こちら 

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   アメブロ「ワンセルフカードの広場」
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