『国宝』は上映時間が三時間なので(正確には175分)
映画の宣伝を見た時は
「うへ~、行かない」思っていたけど、
周りで観て来た人達が絶賛しているし、
キャッチコピーが
「百年に一度の映画」だそうで、
「観ておかなきゃならない類かも?」と思い直し、
昨日は仲間を誘って3人で
酷暑の中を滝汗で品川の映画館へ。

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まだ昨日の今日で感想は書けないけど、
「圧巻とはまさにこのこと」
とだけは言える。

観たいとか観たくないとかではなく、
これは観ておかなきゃならないという、
何十年かに一度だけ出会う、
そんな映画だった。

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(↑珍しくパンフも鑑賞後に思わず購入)

私にとってそういう映画というのは
ゴッドファーザーとディアハンターと、  
タクシードライバー(全て相当古いね)、
そして千と千尋~。

これを読んでいる方で、
評判がどうのとかキャストがどうのとか、
もし思う方がいたら、
そういう話ではなくの映画と思って
観に行って欲しいなぁ。

公式サイトに書いてあることを覚書として。


原作の吉田修一自身が
3年間歌舞伎の黒衣を纏い、
楽屋に入った経験を血肉にし、
書き上げた渾身作「国宝」。

任侠の一門に生まれながらも、
歌舞伎役者の家に引き取られ、
芸の道に人生を捧げた
主人公・喜久雄の
50年を描いた壮大な一代記。

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封切りの際の監督さんの舞台挨拶を
テレビでたまたま見たら
「本作は“映画館で体験する”
 ことに大きな意味がある」

と仰っていたけど、その通り。

鑑賞前は勝手に
「反社の子が梨園の世界で苛められるけど
 頑張る物語」と思っていたけど
そんなのではなかった。

とにかくこれだけ流転する人生絵巻を、
よく3時間弱にまとめたもの。

果たして喜久雄(そして準主役の俊介)は、
幸せだったのか。
はたまた不幸せだったのか。
それはきっと誰にも語れないだろうなぁ。

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東宝からは当たり前だけど
私は一銭ももらってないし、
吉沢亮君や横浜流星君のファンでもないし、
歌舞伎も昔昔一回観ただけだけど、
そんな私があえて言いたいことは、
「ぜひ、映画館で」。

鑑賞後は3人とも圧倒的なスケールに
打ちのめされながらの遅めのランチ。
だからかいつもの
スリーショットを撮るのも忘れていた。


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散会の合図は申し合わせたかのような、
それぞれが用意したプチギフト交換。
ありがたし!


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とにかく『国宝』は、
劇場でちゃんと3時間座って
観ておかなきゃならない類の映画だった。

【補記】
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