銀座でみた映画のことは
昨日アメブロのほうに書いたので
ご興味ある方はよかったら→ こちら

~~~~~★~~~~~

回を追うごとに嵌っている
今年の大河「べらぼう」
(アメブロにも先日、
 余談として下の方に→ こちら )

20250524_195640_resized

上野の東博で蔦重にまつわる
特別展をやっているのが
少し前から気になっているものの、





来月には浅草の方での台東区の展示を
友達と観に行く予定も立ててるし、
東博のほうは「朝の開館から大混雑」
とSNSで語られているので二の足を踏んでいた。

20250524_195555_resized

でも週末の夜展示なら?、
それも雨ならば?
と数日前にひらめき、
都合よく土曜の夜は雨予報だったので、
人生初の夜の博物館へ。
(そういえば夜の美術館は
 30歳で冒険気分で一人NYで経験したなぁ)

20250524_191034_resized

事前に検索すると
鑑賞には90分必要とのことだったので、
18時半到着を目指して出発。

20250524_191046_resized

着いてみると、予測通り、
すんごい、すいていた~!!

(↓このとおり、まばらな人影)

20250524_195605_resized

美術館や博物館は目玉展示があると
どこも平日でさえ開館時から行列で
この10数年は足が遠のいていたが、
これからは夜に行こう。

会場内はべらぼう人気で、
煌びやかな錦絵よりも
皆さん和綴じの本を食い入るように。

でもガラガラだから、
ガラスケースの最前列で
細部まで鑑賞できた。

今までの回で放送された
吉原細見や籬の花等、本物を満喫。
昨日放送の春町先生の未来のお江戸もあった~。

(↓撮影OKスペースにて)

20250524_200102_resized  20250524_195736_resized

20250524_195650_resized 20250524_200213_resized

 大阪万博も国宝を沢山持ってきてくれた
イタリア館が大盛況のように、
幾多の時代を超えてきたリアルな芸術品は
今のAI躍進の時代に
対抗できる稀少なもの
なのだと痛感。

とにかく見ごたえがありすぎで
後ろ髪ひかれながらの20時に閉館。
(90年代のNYの美術館は
 確か21時までどこも金曜の夜は
 あいていたような。。。)

外に出るとあいにく土砂降りになっていたが
上野駅前で一人でも入れそうな店を物色。
冷たい雨が功を奏して
どの飲食店もガラガラ。

簡易な止まり木だけの
蕎麦屋に期待しないで入ったら、
なかなか本格的で美味しかった~。

20250524_204410_resized

そして雨に滲む窓の外を見ながら
しみじみ思ったこと、それは


江戸時代のことを知っても、
それに2,100円を払ってまで観ても、
今の私にはなんの役にも立たない。
テレビだけ見てれば十分なはず。

でも
役に立たないものが
ごくあたりまえに存在を許される

そんな時代、そんな国、
そんな今の私は、
なんと豊かなんだろう

20250524_203211_resized

ところで昨日のべらぼうで
蔦重(吉原の中では「重三(じゅうざ)」
と使い分けされていることを最近発見)が
南畝先生に持参したお菓子は
ヨックモックのシガールにそっくりで
美味しそうだったなぁ。
当時こういうのがあったのかな?、
存在したなら長崎からの渡来物なのかな?

こんなことも知ったとしても
何の役にも立たないこと。
でもこんな好奇心も豊かなことのはず。


20250524_200030_resized

夜の博物館や美術館、
またトライしてみよう。


【補記】
(1)有資格者の皆様へ

   師走のリアルな都内での勉強会&会食は
   お陰様で満席になりました。
   キャンセル待ち受付中
   ※詳細は→ こちら

(2)5/1付でHP更新→ こちら
   
(3)認定トレーナーの開講日程 を5/26付で更新
   → こちら 

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   アメブロ「ワンセルフカードの広場」
   → こちら