愛知のエリアマネージャーの
通称やっちゃん→ こちら から
「上京するんだけど、どう?」
という連絡を数日前にもらった。

当日彼女は都内で
ホメオパシーの勉強会に参加し、
翌日は横浜で所用があるそうで、
その合間で「会えたら?」と。

SNSを見る限り公私共に相当に忙しい中で
会ってくれようとしているので、
喜び勇んで昨夜はお会いした。

お互い無類のアルコール好きなので、
彼女の泊まる横浜のホテル近辺で
いくつかのお店の候補を。

20260925_170832(1)

で、最終的に彼女に選んでもらったのは、
イタリアンだけどあの崎陽軒が運営している、
というマニアックな店。
駅前の風格のあるビルの中に入っているけど、
駅や地下街の喧騒がウソのように静か。

882f9132-9f6f-4138-9dc6-d6c2bf5920f1
(↑旬のいちじく入りの生ハム)

ここは前から一階の売店は知っていたけど
ビルの中に入っているイタリアンは
完全にスルーしていたけど、
横浜在住でイタリアに詳しい友人曰く、
「ワインの品揃えが素晴らしく、
 イタリア20州のワインを全て抑えている」
という侮れない店。

とはいえ昨日は蒸し暑く喉が渇いていたので
「限定」という言葉に惹かれて、
まずはクラフトビールで乾杯。

20260925_171810

その後に選んだ赤ワインは確かに
どっしりとした味わいで、
ハリボテのレストランで出てくるのとはレべチ。

20260925_174608(1)

カタカナの何だかわからない料理名の前に
「崎陽軒の」と冠がついているのを頼んだら、
中にシュウマイが入っていて大笑い。

20260925_174519(1)

(↓切ると、こんな感じで大きなシュウマイ)

1e79dd0b-e65b-413e-bc79-49db89908022

ピザはアンチョビと書いてあるのにしたけど、
出て来たものの見た目はマルゲリータだったので
「オーダーミス?」と一瞬思ったけど、
やっちゃんが
「香りがちゃんとアンチョビだよ」
と言うのでクンクンしたら、確かに。
そしてとても美味しかった。

20260925_181611

ことばは翻訳できる。
色は塗り替えることができる。
けれども「におい」は、
旅先で一瞬でも鼻をつくものの香りは、
新参者にだけ供された、
かけがえのない贈り物だ。

 ~いしいしんじ:著『よはひ』(集英社文庫)より~

よくよく考えるとこれだけ文明が発達しても
「におい(香り)」と「味」って、
シェアできない「その場限り」のものだ。

20260925_181607

「こんな綺麗な景色を観たよ」
「こんなカッコいい音楽を聴いたよ」
というのは画像や動画を使えば
その感動を多少なりともシェアできるけど、
いい香りを嗅いだり
美味しいものを味わってもらうには
「その場」に来てもらうしかない。


B612_20260925_172209_322

だからきっとこれからは香りや味が
今以上に価値あるものになっていくはず。


B612_20260925_172131_387

そういえば一昨日、
やっちゃんにも参加してもらった
オンラインでの更新トレーナー勉強会でも
「AI」を組み込んだセラピーをしたので
そんな話をしたのだった。

さて、
ピザを食べ終えたけど、
のん兵衛二人の胃袋にマッチする
軽い料理が見当たらないので店を変えることに。

ほろ酔いで地下街を歩く私は
高らかに(笑)、
「次はザーサイをつまみに紹興酒だ!」と宣言。

20260925_193018(1)

それは候補に入れていた隠れ家的な中華。
ボロいビルの中の冴えないレストラン街にあり、
外観も内観も若者には受けないし映えない、
という店だけど味はとっても本格的、
なおかつリーズナブル。

aefe78bd-d1ff-453f-b1ca-12e4be5d766b

今回久しぶりに行ったら
ビル全体はリニューアルされていたが、
店の味や雰囲気は前のままだった。

(↓イカとセロリの塩炒めでシンプルだけど美味)

20260925_193358

軽いものを頼んで紹興酒を堪能し、
締めはハイボールと酸辣湯麺のシェアで。

(↓気を利かしてお店の人が二人用に。
  麺はしこしこ、スープは複雑なすっぱ辛味)

20260925_201336

外に出て夜空を見上げると
タイミングよく、雲が切れて、月。
↓

20260925_191317

昨日は折しも中秋の名月。

(↓芸がないのでただ撮っただけで。
  実物は何倍も輝いていた)

20260925_191311

そしてやっちゃんの泊まるホテル横を
流れる川にかかる橋の名が
「つきみ橋」と、出来過ぎや~ん!

20260925_205920(1)

その後、自宅に戻ってくると
東京の東の外れの空は一面の雲で
名月は消えていた。

20260925_205949

そしてスマホを見ると東海道線が
人身事故でJR全部がストップしていた。
酔っ払いの頭で昨夜はなぜか
京急の赤い色に惹かれたのが大正解だった。

20260925_210009

秋の夜の空気感を味わいながら、
二軒のお店をはしごして、
色んなことを喋った思い出深い一日。

これからはWEB上で
無限にコピー出来るものとそうじゃないもの
(アナログでしか確認できないもの)
の格差
が広がっていくんだろうなぁ。

20260925_210004
(↑つきみ橋の上で)

物事に対する価値観が
コロナ禍とはまた別の意味で
急速に変わり始めているなぁ。

そんな流れの中で出会い、飲み、
喋り合える人がいる、
っていうのはありがたいなぁ。

文中に引用した書籍名の「よはひ」とは
生まれて来て重ねて来た年月のこと。
そういう意味で今までの我が「よはひ」に感謝し、
どんどん変わって行く
これからの未来の年月を少しでも長く見たい。

(という欲もここ数年は出て来た)

20260925_205908(1)

ところで満月と中秋の名月は
暦的にずれるそう。
満月と違ってちょっと欠けた
日本の十五夜(あるいは十三夜)の風習
のほうが情緒があって私は好き。


【補記】
(1)9/1付でHP更新→ こちら
   (↑2025年の秋にHPのURLが変わりました)

(2)更新トレーナー対象の勉強会を
   今月限定でオンラインで開催中
   →こちら

(3)認定トレーナーの開講日程 を8/26付で更新
   → こちら 

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   アメブロ「ワンセルフカードの広場」
   → こちら