節分は節を分ける日ということでお雛様を。

(↓無類の京都フリークだった父を偲んで、
  我が家はお雛様の並び方を
  関東とは反対の京都並びに
  ↑って単に間違えただけ)
 
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翌日の立春は暦の上では
一年の本当の始まり
なので
「なんか縁起がよい過ごし方を」と考え、
「それは落語だ!」と思い立ち、チケットを。
といっても思いつきなので一人で。

(↓前から6列目だったので
  今回はオペラグラスは無し)

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実は昨夏、二回ほど落語を聞いた。

一つは真打さんだけど知らない噺家さんが
お蕎麦屋の二階で喋るという企画に友達と。
淡々としたトーンだったけど、
わからないので、まぁ、こんなものかと。

でもちょっと違うのを聞きたくなり、
志の輔さんの独演会をたまたま見つけて、
なかなかのお値段だったので一人で行ってみたら
→ こちら 
見えてくる地平がまるで違っていて、
度肝を抜かれた。

にわかファンになり調べてみると、
志の輔さんは渋谷パルコを
1月は一か月も借り切って独演会をしていることを知り、
5回もエントリー可能とのことで
やってみたけどどれも落選・・・。
リベンジも1回あったがそれもダメ・・・。
というようにすごい人気ぶり。

そこで今回どの人のを聞くかに関して
ど素人なので
「テレビに出ている人なら
 ある程度次元が違うのでは?」
と単純に考えて、試しに「たい平さん」で検索。
そこで宮治さんとの二人会という、
葛飾区での催しをみつけた次第。

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当日会場入り口のプログラムを見ると
宮治さんの演目は「時そば」。
さすがの超ビギナーでも聞いたことがあるので
「違うのがよかったなぁ」と思ったけど、
実際始まってみると、
「これでこんなにも笑えるものなのか」
と思うほど面白かった。


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時事ネタの入れ方、枝葉のつけ方、
リズムとテンポ、表情、蕎麦の食べ方、
すべてが超絶だった。

区営のこのホールは調べると1,300人収容だが
この日は平日なので二階席は未使用だったけど、
一階席は満席。
だから少なく見積もっても700人の人々を
「時そば」で宮治さんは笑い転げさせていた。

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そしてその後のたい平さんはさらに凄くて、
枕から笑い声が沸き起こり、
自称(?)十八番という
石破元首相の物まねに至っては
私は笑い過ぎてハンカチで
何度も涙をぬぐうほどだった。

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折しもこの日のほぼ日での
糸井さんのコラムは
「『こころ』をどこにあるのか、
 見せてくれと言われたら」
という書き出しだった。

思えば暦の上では春だからと、
落語を聞こうと思ったのも、
そしてそこで大笑いしたのも、
私の「心」の動きのあらわれだ。


きっと一昨日の立春の日の
私の心は相当に温まったのでは?

(↓初めて降りた青砥駅はこんな店もある下町)

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(↓静かな住宅街の中に
 突如、立派できれいな区営ホールがあった)

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人工知能には感じ取れない、
味わえない「ここちよさ」こそが、
人間に生まれ、
人間として生きる意味では?


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ところで昨年地上波でやっていたNHKドラマ
「昭和落語心中」の中でのセリフで
(うろ覚えだけど)

「いまどきのお客は30分一席の落語で
 なんべんか笑うより、
 10組の漫才を見て100ぺん笑いたいんだ」


とあるように、
ともすると令和の今はコントや漫才に
落語は押され気味だけど、
それでもこうして生でじっくり聞いてみると、
たった一人の発信者が
30分も座って話すだけなのに人を惹きつけ続ける

と言うのはすごい芸能だ。

講師業のはしくれとして勉強も兼ねて
そして心に栄養をあげるためにも
また足を運ぼう。

最後にもう一つ。
落語のよさは上記ドラマのセリフを借りると、

落語の世界はダメなやつにだって、
ちゃんと優しいんだ」
だ。

【補記】
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   (↑2025年の秋にHPのURLが変わりました)

(2)認定トレーナーの開講日程 を1/26付で更新
   → こちら 

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   アメブロ「ワンセルフカードの広場」
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(4)古い個人ブログはmixiで読めます。
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